これは書くかどうか迷っていたのですが、実は昨年の9月から資産運用の一環としてループイフダンを利用しています。ハピタスの口座開設案件にもなっていますので、私の思ったことを勝手気ままに書きたいと思います。
あくまで私が思ったことを思ったように書いていきますので、案件をこなすか、取引するかの判断は各自でお願いします。この記事によって被ったすべての損失・不利益には責任を負えませんのであらかじめご了承ください。投資は自己責任で!!
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FX用語基礎
このブログをご覧になっている方の中にはFXなんて初めて触れると言う方もいらっしゃるかと思いますので、話をわかりやすくするためにこの記事を理解するための最低限のFX用語をまずご説明します。本格的にトレードするなら絶対足りませんのでその点だけお断りしておきます。
・円高と円安
円の価値が外貨に対して上がったか下がったかを示します。例えば、1ドル100円から110円になれば10円の円安です。見た目の数字は増えているので円高のような気もしますが、1ドルを買うのに10円余分に払わなければいけない(円の価値が下がったから)ので円安と表現します。
通常物を買うときにはその値段のお金を持っていなければ購入できません。しかし、レバレッジを使うと持っている金額以上の外貨を購入することが出来ます。例えば、証券会社に100万円預けて1000万円分の外貨を買う場合、レバレッジ10倍などと表現します。
通常FXで外貨を買うと(これをポジションを持つという)通貨同士の金利差を受け払いします。日本はゼロ金利(マイナス金利)ですから、たいていの場合外貨を買うとスワップ金利を受け取ることが出来ます。これは外貨の金利が日本の金利より高いからです。逆に外貨を売る(日本円を買う)とスワップ金利を払うことになります。
・証拠金
FX会社に預けるお金を証拠金と言います。これを担保に何倍もの外貨を取引することが出来ます。
FXには通貨の種類と取引数量によって必要証拠金と言うものが定められており、これを下回ると(細かいルールは業者によって異なる)強制的に反対売買によってポジションを解消させられます。通常時であれば必要証拠金が残って終了となります。日本の場合25倍規制ですから、預けた証拠金の4%が残る計算になります。ただし相場が激しく動いた場合にはこの限りではありません。
私のFX履歴
実はFXだけの経験で言うと、(途中空白期間はありますが)既に10年を超えています。初めてFXをはじめたのが2005年でしたので、かれこれ11年になります。
2005年当時はレバレッジ規制もゆるく、レバレッジ100倍なんて事も簡単に行われていました。海外業者だと400倍とか・・・。
さらにスワップ金利も高額でした。例えば高金利通貨だったオーストラリアドルを1万通貨買うと1日150円くらいスワップがもらえていたと思います。仮に為替レートが一定でレバレッジ100倍で1ドル100円とすると、1万円で1日150円の利益が出る計算になります。365日で54750円金利が付きますので、運用利回りが547.5%なんてことが計算上は可能だったのです。さらに当時はガンガン円安に向かっていたので、とりあえず外貨を買えば儲かる、円高になっても待っていれば戻ってくるというような状況だったのです。
しかし話はそんなに甘くありません。1万円で1万通貨買うと1円円高になるだけで証拠金1万円はなくなります。
バーチャルトレードで1ヶ月で約20万儲けた私は、現金を投入して本番のトレードに挑みます。最初はこつこつ儲けていたのですが、2007年に1度目の暴落を経験します。
2007年、サブプライムローン問題が露呈し、121円から114円まで一気に円高になったのです。当時としては大金の約20万円の損失を出しました。私はここで1度FXから撤退します。結果的に見ればこれは大正解でした。なにせ2008年には歴史的大暴落が待ち構えていたのですから・・・
2008年リーマンショック勃発
リーマンショック当時は株主優待目的の銘柄を数銘柄持っていただけでした。ですのでそれほど痛手は無かったですし、現物のみ持っていたのでそのままホールドしていたら昨今のアベノミクスで利益が出ました。
しかし当時のドル円は1日2円や3円動くのは当たり前。値動きが激しい英ポンドなんかは10円以上動いていたと思います。文字通り桁違いの暴落をしたのです。
どこかの記事で3億円分ポンドを持っていたなんて記事を見たことがありますが、仮に1ポンド200円とすると150万ポンド、10円下落すると1500万円の損失を1日で被る事になります。リーマンショック前後の約1年半でポンドは100円以上円高になっていますから、ずっと持っていたとしたら単純に1億5千万円の損失が出る計算になります。(たいていの場合はその前にロスカットになりますのでそこまでの損失は出ません)
それから、ロスカットも万能ではありません。値動きが激しいときにはロスカットの値で取引が成立せず、更なる損失を被ることがあります。しかも1度ロスカットされてしまうと、その後値段が戻ったとしても元に戻ることは無いのです。
元祖トラリピ マネースクエアジャパン
しばらくFXからは離れていたのですが、戻ってきた理由がマネースクエアジャパンのトラリピです。下がったら買い、上がったら売るの繰り返しでしかもそれを自動ですべてやってくれる。これに就職して作った貯金をぶっこみました。人気のある豪ドルの買い、そして売りの両建てトラリピでこつこつ利益が出ていきました。
そしてそこそこ利益が出たころ、マネースクエアのホームページで南アフリカランドを勧める記事やコンテンツがあふれていました。それに乗っかり大損失を出しました。南アフリカランドと言えば超高金利通貨なのでどうしても買いで入れたくなるのですが、結果から見れば大暴落。積み重なった高金利など消し飛びました。
アイネット証券 ループイフダンに移行
マネースクエアジャパンはトラリピに特許を持っているのですが、その分取引手数料がめちゃくちゃ高いんです。FXの手数料はスプレッド(買い値と売り値の差)のみという業者が多い中、何年前だよと突っ込みたくなるような手数料がかかります。そこで、マネースクエアのポジションを縮小しつつ、徐々にアイネット証券のループイフダンに取引を移していきました。昨年9月から約1年かかってようやく南アフリカランドの損失を取り戻し、だんだんと純利益が増えつつあります。
長くなりましたので本題は次の記事で書きます。